概要
トレーニング指導者待望の書!
Force:トレーニングのバイオメカニクス
英国ストレングス&コンディショニング協会設立メンバーの1人であり、元イギリススポーツ研究所S&Cコーチ、現在、セント・メリー大学准教授のダン・クレザーによる最新テキストの日本語版。トレーニング指導者として避けて通ることのできない力学とバイオメカニクスを、高校時代の物理や数学の予備知識がなくても、深いところから理解できるように、トレーニング指導で直面するさまざまな興味深いトピックスに沿ってわかりやすく解説。既存のバイオメカニクスの教科書で理解できなかった概念や法則も、本書を熟読することで、『なるほど!』と会得できる。
弊社代表 長谷川 裕 翻訳
そもそもFORCE(力)とは何かという本質的な解説から始まり、スポーツのトレーニングにおいて力を強化することの持つ真の意味と、スポーツ特異的な方法で力を強化するためのトレーニングを考える上で必須となるさまざまな科学的法則や知識を習得することができる。またトレーニングコーチが陥りやすい誤解や迷信も、科学的視点から明快に解明されており、これまでの悩みをすっきりと解消させるためにも役立つ内容となっている。短くて読みやすい全26章で構成。
《内容(一部抜粋)》
・力積-運動量の関係
・パワー:本当に重要か
・特異性とは何か
・ベクトルの分解
・地面反力
・トリプル・エクテンションという迷信
・姿勢
・力-速度プロファイル
・筋-腱ユニット
・フックの法則
・スティフネス vs. 柔軟性
・仕事-エネルギー関係