使い方
送信バーと受信バーのセンサー部を向かい合わせて設置して使用します。バーは1mから最長100mまで延長することが可能です。1,000Hzの精度でセンサーの遮断(接地)と接続(滞空)を確実に感知します。1mのみでも、ジャンプ計測やトレッドミルでのランニング・歩行計測を行うことができます。
実施したテストはすべて結果セクションからいつでも呼び出せます。テストを選択し「見る」(数値 またはグラフ)をクリックするだけでデータは映像イメージも含めて比較することが可能です。全体的な質的分析をしたいユーザーにとっては、ビデオによる姿勢や動作の問題点を速やかに検出する機能が役に立つでしょう。実際、「ビデオメモリー」によって、数値データ上の例外的な値がなぜ生じるのかを簡単に検出し新たな問題点を見つけることも容易です。
ビデオイメージはデータと同期しており、データ上のある値が検出された瞬間に何が起こっているかを正確に把握することができます(例えば、接地時間が長すぎるという場合に、そのそのデータが記録される瞬間のビデオ映像を観察することでその原因を探ることができます)。映像と数値データとの同期はソフトウエアによって自動的に行われますので、ユーザーは何もする必要がありません。ビデオの再生スピードはコマ送りまで自由に無段階に遅くすることが可能です。もちろん静止画にすることもできます。ビデオ分析ユーティリティーが付属していますので、直線、曲線、弓、円を書き込んだり、テキストの挿入や、定規による長さの計測や角度を測ったりすることもできます。
また、ハートレートモニターやEMG(表面筋電図計測機器)となどの外部機器にも対応しておりますので、測定で得られたデータをまとめて管理することが可能となります。